○本日の日本株式市場のまとめ 380円39銭安の9520円80銭 先週末の米国市場は米雇用統計が市場予想を下回ったことで、失望売りにより大幅下落。為替相場は円高進行し、輸出業の採算悪化が警戒され先物が売られた。アジア市場も軟調であることから前場は400円近い下げ幅となり全面安である。
円に対しユーロが108円台と急速な円高ユーロ安に推移したことも、日経平均を下げる要因となった。不安材料が再燃していることから消費者にリスク回避の動きが強まり、今年最大の下げ幅であった。
○今夜の米国株式市場の注目点 ハンガリーの債務危機を受け、ユーロ圏に対して債務危機が広がるとの懸念が強まった。リスク資産回避からユーロ売りが加速し大幅に値を下げた。投資家の心理が一気に冷え込んだが、米株式市場を見極めるには今夜開かれるユーロ圏の財務相会合に注目である。
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