○本日の日本株式市場のまとめ 174円60銭高の9879円85銭 欧州財政問題の不安が後退していることでユーロが上昇し、前週末の米国市場は上昇した。また中国経済が堅調さを維持しており、アジア株も軟調に推移した。
為替が一服したことなど好材料を受けて割安感から買戻しが入り、日経平均も高値を追う展開。法人税の引き下げを打ち出したことも好感されて、前場は全面高である。
後場に入ると材料が乏しくなり、アジア株は堅調であるが中国市場の休場が手掛かり難となった。高値圏でのもみ合いの展開となったが3日続伸である。
○今夜の米国株式市場の注目点 前週末に発表された5月小売売上高は減少、6月消費者信頼感指数は高かった。小売売上高減少の影響は限定的であり、欧州不安が一時的に後退したことでユーロが買い戻された。今晩は4月のユーロ圏鉱工業生産が控えている。ユーロの動向に楽観視はされておらず、悪材料が再燃しなければ割安感から買い戻される展開。
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